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 そう、埼玉県に行けば、たまちゃんは普通に道端を歩いている。握手を求めれば結構普通にしてくれるし、濡れるのがかまわないならば、抱擁することだってできる。なぜならたまちゃんは名誉埼玉県民であるからだ。わたしは、この名誉という名のもとにおいて、初めてこの斑な半現実的世界をいとしいと思った。

 それがたまちゃんの社交辞令であったとしても、それはそれでよいではないか。なぜならたまちゃんはあざらしであるからだ。あざらし、ああ、あざらし。その事実だけで、われわれは股間から尿を垂れ流し、目からは涙を垂れ流し、口からは恍惚のよだれを垂れ流し、そうしたもろもろの体液を垂れ流しては地表を埋め尽くし、そしてやっとたまちゃんは海に帰ることができるのだ!

 矛盾と矛盾を、あみだによってしか解決できないのは、たしかにわたしたちのそもそもの矛盾である。それは確率によって支配された偶然をもたらす以外に、何の効果も工夫もない。そして、たまちゃんが、たとえ既に話題にならなくなったとしても、わたしたちはなんら恃む所のないこの世界の、唯一の帰る場所としての、ゴミ箱を漁るべき、タバコを吸うべき場所としてのいくつもの書物が収められた図書館にたどり着いた。
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【2006/02/06 23:19 】 | 発狂用 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
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